「いや、可愛いなーと思ってさ」
つい本音が出た、後になって気付く、顔から火が出そうになるくらい赤くなっている事が解る彼女顔を真っ赤にしてはにかむように笑う、そしてまた見とれた、そして彼女がはにかみながら言った。
「もうまた意地悪ですか?」
本人は本当に気付いてないのだろう。
そして俺も笑った、気付いてないがこっちもカッコよくだ。
カップルそろってバカなのか、とにかく周りが見たらきっと見とれるだろうそれは本当に綺麗な絵になっていた、きっと画家が見たら金を出してでも書かせてもらっただろう。
「いや・・そのつい本音が出た」
そこでもまた本音がでた。
「なんですかもう」
彼女はまた赤くなりながらいった、まるでトマトのように赤い八百屋にうったら高いであろう、いや冗談だけどね?
「何なんでしょう?」