ヒトダマ

九鳴  2007-04-09投稿
閲覧数[133] 良い投票[0] 悪い投票[0]

小さな頃から飼っていた三毛猫が、ある日突然人間になったら、誰だって驚くだろう。



【ヒトダマ】


肩まで伸びた黒髪を一つにまとめると、制服についたホコリを払い、私は急いで家を飛び出した。
滅多に遅刻なんてしない私だが、昨日は考え事で眠れず、いつもより三十分も遅く起きてしまった。

ギリギリで教室に駆け込むと、私の席には違う女子がすでに座っていた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 九鳴 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ