━まさか本当にするのか。今まで金にしか興味が無い奴らだったしな。まるで本能だけの男だ。少しは知恵が有ると良いんだが。手始めに市長を殺らせるか…
『夜那河樣。まず最初に市長等いかがですか?』
『セールスマンみたいに殺人薦めんだな…だけど悪と闘う正義何てやだね。』
『後でどうでも良さそうなのを使えば良いでしょ。』
『…それもそうだな。相手のプライドをズタズタに為たいな』
『でしたら、市長から権力・富・名声を奪いながらはどうですか?』
『良いんじゃねぇの』
『ただし、先に彼方が死んだことに為てからにして下さい。勿論偽装ですから。安心して下さい』
『出来んのか?まぁ人形が喋ってんだから不思議でも無い話か。』
『彼方が第一の犠牲者になり連続殺人を世間に知らすのです』
『へぇー…じゃあこの家を燃やして事件に為てくれよ。要らねぇからさ』
『分かりました…』