アイリとフリアは、毎日している、勉強や剣の練習を終え、風呂、夕食も食べて、夜の9時やっと二人きりになれる、自室に帰った。アイリは、姫として城からあまり出られず、ずっと城の中だけで暮らしてきた。毎日いろいろな勉強や趣味の剣の練習。そんな毎日を送ってきた。つまらない毎日。それでも二人とも運命を受け入れていた。お互いに顔見て話せないけど、姉妹でもあり、大親友のアイリとフリア。一つ体に二人人格。
そして二人は、部屋に戻って話始めた。『フリア、改めてだけど、ごめんね。お父様やお母様そして召し使いの一部の人達は、フリアには、ひどいから。それに私と同じ体になったから、お城の中で一生終わっちゃうよ。』『私こそ、ごめんね。アイリ、私のせいでいろいろ嫌思いしたでしょ。そんなこと今さら言わないでよ。それより昨日のこと大丈夫なの?』『お父様のこと?大丈夫だよ。悲しいけど、そこまで悲しく無いんだよ。不思議とね。お父様が亡くなると言うより、国王が亡くなるって感じかな。』『そうなんだ。まあ、私もあんまり悲しく無いけどね。それより後、一年しか無いんだよ。今の内に外に出て何かしたくないの?』『でも・・・』その時突然窓が開いて男の人が入って来てアイリは気を失った。