あなたがくれたもの…第二話

まぃちぃ  2007-04-16投稿
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「今日は顔笑っとるやないかぁ!」「あっ!いたぁ〜」そうやって二人は会い始め辛いと思ってた学校も生活も自分の中で明るくなり始めていた。相変わらずイジメはなくなりはしなかった。だけどなんとも思わなくなるほど幸せだった。彼が待っててくれるから彼に早く会いたい。その気持ちが先だったからだ。
「今日はねぇ↑泣かなかったよ」そう言うと「がんばったな!とわ言わない。それが当たり前や」と笑い飛ばしてくれた。そんな毎日。「付き合わへん?」ある日の事だった…私は小さく頷いた。海は静かに波は穏やかで風もなくそんな日のできごと。
優しくキスをして…
「神様っているのかな?居るとしたら不公平だよ!なんでこんな私はデブなの?」
「不公平なんかじゃない!それは生きた一部しかまだ見てない証拠。周りを見たらもっと不幸な子も幸せに感じる瞬間も色々あるやろぅ?人は見掛けやない!楽しい人生に自分がどう仕上げていくかや」
そぅ言ってくれた言葉いまでも覚えてるよ…
その言葉思い出すたびに私笑っていられる!幸せ感じてる。ありがとぅは言わない。これからが私の人生のスタートだから!

そぅその言葉を話してくれた後、彼は死んだ。長いようで短かったのか一緒にいた日々はもう終わりを告げた。彼は溺れてた子どもを助けに行こうとして子どもの命を最優先して死んでいったのだ。もちろん子どもは助かった。。
なぜだか私は泣けなかった。
ただ引きこもりになりやがて拒食症になりすっかり痩せたのだ。
「なんか大分変わったよなぁ」
「今までごめんね。いじめたりして」「仲良くしよっ」そうやってよってきてくれた学校の友達。その時決めたんだ。もぅちょっとの事じゃへこたれたりしないと…
泣いても立ち上がると…

「ピンポーン」だれだろぅ…
開けてみるとそこには彼の母親が小さい箱を渡しに来たのだ。開けてみると中には指輪と手紙が…
「お前がさ18になったら。いや一人前になったら結婚しような!お前が好きやで」
そう書かれていた。なぜだか急に泣けて涙止まるまで枯れるまで泣き続けた。
今でも大切に持ってるよ!でも私成長したんだ!いつかまたきっとあなたに会える気がするから…それに幸せは自分で決めるんでしょ?掴み取るんでしょ?だから…

そうして時は流れた。特に何もない。代わりばいしない。そんな毎日。



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