先輩に「彼女にはできない」って言われた後も私たちは何度も会った。キッパリと別れてしまうのはなんだかすごく淋しかった。結局あきらめきれなかったんだよね…。でもだんだん先輩が冷たくなってきて、メールをしても返って来ない。電話しても出ない。学校で会っても目を反らされる。そんな日々が続いた。
私は絶望の淵にいた。私は自分でもびっくりするぐらい先輩に依存してた。情けないょ…。ほんとに。
自分情けなさすぎる…。何やってんだよ…。今は泣こう。涙と一緒に先輩への想いも流してしまおう…。大丈夫。ちょっと泣いたら、きっとまた笑える……。
バィバィ。先輩。大好きだったょ…。
あれっきり先輩とは一度も話していない。何度か電話がかかってきたけどでなかった。先輩は卒業した。もう会うこともないだろう。私の中で先輩は辛い思い出なんかじゃない。私に色んなことを教えてくれた。すごく好きって気持ちとか、切ない気持ちとか…だから感謝してるょ。たったの16歳でたくさん学んだ。先輩…ありがと。忘れないから。
こうして、私と先輩の4ヵ月間な幕を閉じた。