自殺自演、、〔十三曲〕

ホッチ  2007-04-16投稿
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私が休んでも構わず授業は進んでおり、予測で内容を把握するのに丸一日を要した、、。

友に聞けば早いのに、、ちっぽけなプライドがそうさせてはくれなかった。

私は自分が嫌いだ、、。


放課後、、生徒達にもう帰れとお決まりのチャイムがなり私も教室をあとに。

朝のあかるさはどこへやら、、空には雲が拡がりいまにも降り出しそうな天気だ、、。

傘を持っていないので足早に家路へと、、。

「、、、さーん、、」

呼び止められ、振り向く、、。
、、どうやら私ではなくクラスの彼が呼ばれていたようだ。

恥ずっ!!赤くなっているであろう顔を髪の毛で隠す、、。

しかし彼はいつの間に後ろにいたのか、、。

彼は声を掛けたおばさんと話し込んでいる。
軽く聞耳を立ててみる。

彼がどうやら彼女にプレゼントをしたらしい、、どんな関係?

「ありがとね、あんなに綺麗な花いただいて。お礼なんていいのに、、」

『いぇいぇ、、助かりました。ここら辺の道判らなくて、、』

、、?彼は近所じゃないのか、、。
あまり聞きすぎるのとはおもい、その場を去ることにした。

また雨は降りだし、鞄を傘がわりに走る。ハンカチを探るためポケットに手を、、あれっ、、?

何か紙が入っている、、。

気にはなったが、お風呂に入りたい欲望が優っていた、、。

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