…西暦２３００年。
地球を統治していた《地球連合政府》は、地球環境の悪化・人口の増加によりついに《宇宙移民計画》を実行に移した。
当初はかねてより建造を進めていた《スペース・コロニー》への移民が主だったが、２４７４年に《火星》のテラ・フォーミング化に成功。
これを期に人類はさらに人口を増やし、さらなる新天地を求めて太陽系外への進出を開始した。
また、２６０３年にはある天才科学者が現れる。
通称《ＢＢＢ》の名で呼ばれるその人物は、女性であること以外、本名・年齢・出身など全て不明の謎の人物である。
彼女は「次元と次元の狭間」に存在する空間、《亜次元（リメンション）》を発見した。
《亜次元》は膨大なエネルギーを放出しており、また、時間の流れが存在しないという特徴を持つ。
彼女はそのエネルギーを利用した半永久機関《リメンションエンジン》を開発。
同時に《亜次元》内部を飛行することで、長距離を瞬時に移動する《リメンション航法（ワープ）》の技術も確立した。
これらの技術を用いて人類はさらなる拡がりをみせ、ついには銀河全体、そして他の銀河へと向かっていった…。
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