全て消せる。殺せば今までのことが全部消えるんだ。そう思った僕はペンケースを持って、急いで教室へ戻った。 何事もなかったかのように自分の席に座ると、ハサミを取り出した僕は立ち上がり皆に言った。 「この世にさよならだね。君達の最期が来た。死体になるときが来たんだよ。君達の親は自分の子供の最期を見られないなんて……笑っちゃうよ。でも、全部自分達が悪いって気付いてるかな?みんなが悪いんだよ。お前らが悪いんだよ僕にみんながやってきたことが、君たちに返って来るときが来たんだ。
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