ひろみが帰り道にあるマンションの前を歩いてると足に何かがぶつかった。
見るとかなり汚れた花瓶が転がっていた。
その花瓶は歩道の端っこに置いてあった物のようだった。
わたしは何ヶ月か前にここで飛び降り自殺があったのを思い出した。
ひろみがその場を立ち去ろうとした時、上から何かが落ちてきてひろみが上を見上げたので私も上を見ると何か黒い影のようなものがこちらを覗いてるように見えた。
落ちてきた物を拾ってみるとそれはボロボロの指輪だった。
その直後の事だった…
人のような物がひろみに落ちてきて潰させれた。
急に私の目の前が真っ暗になり気がつくと病院のベットに寝ていた。