今日もまた…世界のどこかで犠牲者が生まれる ねえ?あなたは子供の事をどの位知っていますか? “マユミ” マユミの両親は30歳 両親が20の時に生まれた子供、現在10歳(小学5年生) 彼女もまた親、家の犠牲になってしまった 夜中に激しく言い争う声に起きたマユミ 両親はまた喧嘩…でもマユミは黙って寝る。毎日の事だと諦めている。共働きの両親はマユミが起きる頃にはもう居ない。学校が終わり家に帰る途中、買い物中の母に会う。母親は重たい荷物をまだ幼い子供に持たせ、自分は近所のおばさんと立ち話 マユミはいつも自分はただのメイドなのでは…と思う 学校の話、友達の話をすると必ず母は 「早く部屋に行って勉強しなさい」 部屋に行くとマユミは日記を付ける。自分の話を聞いてくれない両親に代わりに、日記に話を聞いてもらうのだ。日記は喧嘩もしない。色んな話を聞いてくれる。日記は私の本当の親なのだ。そんなある日、母親に日記を捨てられてしまぅ。 マユミは涙を流し訴えた。なぜ話を聞いてくれないの?なぜ喧嘩をするの?私を産んだのはなぜ!?マユミの心が届くその日まで……