『阿弓!父さんの所くるか?』
私はもう小学一年だった
あなたは
なぜあんなにも
嬉しそうな顔してたんですか?
私が望んでたのは
あなたにも解ってたはずです
私がいくら家族皆といたいと言っても
叶えられる事はなく
決まってた道をはずしたのはあなたじゃないですか?父の所へ
行けば新しい母がまっていた…
『いらない』
私の答えは決まってたのに私は
新しい母に毎日虐待を受けていた
淋しさなんてわからない
幸せなんて知らないから
親を憎み
死を望んだ
毎日一日一食のおにぎり二個
新しい母は覚醒剤に溺れてたんだ