しかし、下士官同士が仲を悪くし恨み合いをされてしまっては、明日の戦闘の最中に敵軍寝返る者が出て来てしまう可能性があるので、下士官全員に作戦を理解させ納得させる必要があった。だが今の発言がマックスにとっては、嫌な過去の思い出を思い出させる一言となってしまった。 『大隊長殿!私には家族がおりません!私の家族は、20年前にギリア族によって殺されました!私は20年経った今でも、家族を殺した奴らが憎い!アルベニアの軍隊に入隊したのも、半分はギリア族への復讐が目的なんです。』
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