兄貴の想い?

チュー太  2007-04-25投稿
閲覧数[347] 良い投票[0] 悪い投票[0]

その後、仲間たちの力を借り、ささやかではあったがお葬式をやることができた。

穏やかに笑っているヒデの慰霊の前でたくさんの仲間たちが涙した。

ヒデがこんなにたくさんの仲間に愛されていて私はすごく嬉しかったよ。

この1人では広すぎる家も…
1人では大きすぎる冷蔵庫も…
1人では寒すぎるお風呂も…
その一つ一つが思い出をよみがえらせてくれる大切な宝物になった。


父さん、母さん…
ヒデのことをよろしくね

ヒデ…
父さんと母さんのことをよろしくね。

もう私のことは心配しないで遠くから見守っていてください。

ヒデが残してくれた素晴らしい仲間たちに支えられながら、私は今を一生懸命輝き続けることにしたよ。

父さんや母さん、そしてヒデが居る所からもよく見えるように、いっぱい輝いてみせるから!


ねぇ、ヒデ…

今の私、輝いていますか?

《完》

==========
最後まで読んでいただいた皆様ありがとうございました。
素人の為、読みづらい点などあったかと思いますが一話でも読んでいただいた方に感謝いたします。長々とお付き合い本当にありがとうございました。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 チュー太 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ