詩 〜癒し〜

 2007-04-25投稿
閲覧数[162] 良い投票[0] 悪い投票[0]

心も体も疲れてしまったら、晴れた日の青空を見ればいい。
それであなたの疲れきった、もう壊れてしまいそうな限界感じてる体が、心が、いますぐに治癒されなくてもきっと、その青空が少しづつ持って行ってくれる…そよそよ吹く野花を揺らす程度の風と一緒に。持って行ってくれるよ。肩の力を抜いて、青空を体中で感じて。自然の力はすごいんだ。私たちでは計り知れない。だから、時には頼っていいの。頑張らなくていいんだ。「母なる大地」っていうくらい、自然は私たちを包んでくれる。頼れば、その時は精一杯の優しさで、あなたを包んでくれる。
夜、すみきった空の星を見上げた時、涙を流してもいい。色んな事を思い出してもいい。でも、全部意味のあること。悲しかった過去も、楽しかった過去も、起こるべくして起きた真実。受け入れたくない過去だって皆あるでしょう。消してしまいたいような…
夜空は、キラキラ輝く星と共にあなたのステキな思い出も輝かせ続けてくれているでしょう。だから、その星だけを見て、下を見ないで。その時だけは下を見ないで。
たくさんの星の輝きは、きっとこれからのあなたの力になる。その力を十分に借りていいの。だって夜空は誰のものでもない。皆と、自然その者の物。毎日繰り返される朝昼晩。日々違う天候。でも繰り返されている。晴れ、雨、曇り、…雪であったり。微妙な違いのある天気もまた人間と同じ。毎日全く同じではない。それは当たり前のこと。生きていればこそのこと。私たちと自然は、同じように繰り返されている。それは意思でもかわり、意思とは関係なくしぜんとかわることもある。同じ日も、あるだろお。
会いたい人がいる。会いたくて、会いたくて、つい、空を見上げてあの人を想う。一粒の涙が頬を… なぜ空を見上げるのでしょう、人は皆しぜんと自然に頼っているから。何もかもではなく、どうしよもない、涙がしぜんと流れる時。空はあなたの会いたい人のいるその上でも、繋がった同じ空。地面も、また同じ地。ただ距離はあってもこうして繋がっているのは事実。だからきっと、少し気持ちが晴れて、ホッとできるの。
疲れて、泣きたいくらいのあなたに伝えたい。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 珀 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]
KARAも虜になる!
紅酢をお試しあれ


▲ページトップ