ベッドから降り、ワンピの乱れを直した。
すると、ふと窓の外に男女が歩いているのが見えた。
…………………圭史朗…
……と、亜紀…??
確か圭史朗は、めぐみって言う人と付き合ってるって噂があった…
圭史朗は、めぐみが好きになってあたしと別れた…
めぐみとは結構長いって聞いた…
………どうして…???
何で亜紀といるの…?
めぐみは!?
別れたの!?
もう別れた男のことを考える自分が嫌だった。
何かみじめだった。
「夢子??」
「キャッ!!」
潤があたしの肩に手を回し、聞いた。
窓の外には圭史朗達がいる。
潤はあたしと圭史朗が付き合ってたのを知ってる。
あたしが圭史朗を見てたなんて浮気みたいじゃ…
「…なっ…なんでもなあい♪」
笑顔を作って言った。
真っ直ぐな潤に、罪悪感があった。
「そうかあ?何か元気ない!!」
「そんなことないッ!!昨日あんまり寝れなかったから…」
「大丈夫か??ちょっと寝るか?」
「…ん…寝ていい…??」
「超いい!!寝な♪」
「なにそれ〜(笑)何もしないでよッ」
「しねえよ♪♪」
あたしはゆっくりベッドに入った。
外が気になって仕方なかった。