特務戦艦ホーリー・ピーコック31

宵待夜霧  2007-04-26投稿
閲覧数[321] 良い投票[0] 悪い投票[0]

『これより、当機は発進いたします。
当機の目的地は《アイビー星系第1惑星・ヘデラ》
でございます…。』

機体がエレベーターに載せられ、ゆっくりと動き出す。
暫くすると、体がフワリと浮き上がるような感覚。
ステーションの重力エリアから抜けたのだ。
そして、ゲートが開き、

『ヘデラ行き、93便、発進します。』

Gと共に一気に加速して、宇宙へと飛び出した。

五分ほど立って、再びアナウンスが流れる。

『これより、《リメンションワープ》のため、《リメンションホール》へと入ります…。』

《リメンションエンジン》を搭載していない通常のシャトルは、通常空間に開けられた穴《リメンションホール》を使ってワープする。
穴から穴へと行き先は限定されるものの、安全性の高さから一般旅客機などに利用されている。

《リメンションホール》に入ると、窓から見える景色が一変する。
窓の外を七色の光がかけぬけて行く…なんとも幻想的な光景だ。

ぼんやりと窓の外を眺めていると、アリアが話し掛けて来た。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 宵待夜霧 」さんの小説

もっと見る

SFの新着小説

もっと見る

[PR]
コンタクトのケアが変わる
洗浄1つで視界良好


▲ページトップ