暗い…
光すらない…
なぜこんなところに…
「…」
なんだ…
何かの声がする…
「いつまで寝ている!!」
目を開けた。
光が目をさしてくる…
久しぶりに見た光…
そんな感じがした。
ふと見上げると、
女が一人たっていた…
いや、女の子とゆうべきだ。キレイな金色の髪をなびかせ、背丈に似合わないキレイな顔を俺に向けていた…
ものすごい形相で…
「レイス!!いつまで寝ころんでいたら気がすむんだ」
レイス…
私のことなのか…?
いや、私の名は…
私の…名…?
ピシッ
頭が割れそうになる
「くっ…、レイ…ス…とは、わ…私の名前…なのか?」
「…?」
少女は目を丸くしておどろいた…