特務戦艦ホーリー・ピーコック38

宵待夜霧  2007-04-28投稿
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キュアは当時18歳。
その歳で曹長というのは異例だった。
正に将来有望なパイロットだったのだが…。
彼女は救出作戦の指令官に辞表を叩き付けてから殴り飛ばし(!!)愛機、多目的大型輸送機《BBB‐06グリード・アルバトロス》で、単身出撃。
なんと、30人全員を無事救出した。

その時、救出された人のひとりが彼女の姿を見て、

「女神が降りてきたかと思った。」

と語ったことから[シュロの女神]の二つ名で呼ばれるようになったのだ。

その後、彼女の辞表は取り消され、昇進と共にどこかの特殊部隊に配属された、と、聞いていたのだが…。まさか《ホーリー・ピーコック》だったとは…。

「御会いできて光栄です。」

「そんなに改まらなくていいよ。
私もこの部隊に来て一年しか立ってないし。
仲良くしよう。」

彼女は気さくにそう言った。

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