恋の実-09

愛衣  2007-04-28投稿
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しばらくあたしは潤の綺麗な寝顔を見つめていた…


……潤…かっこよくて綺麗な顔してる…。

髪の毛、あたしが好きな長さで…ワックスでしっかり立ててあって…茶色で、ふわふわしてて…。

眉毛いじりすぎなんだよ…
薄くて細いね。
今度かいてあげようかな…

まつげもすごく長い。

肌すごく綺麗で白いなあ…


唇…あたしとキスする唇。
上唇が薄くて下唇がぷっくりしてる…


あたし、いつもこの唇に触れてるんだな。

何か…ドキトキするな。


潤…すごくかわいい…。



潤…大好き…。
















圭史朗、本当にさよなら。












潤の髪の毛を触りながら、

あたしの心の声が



ハッキリそう言った。








……なあんだ。

あたしまだ圭史朗のこと
気になってたんだな。






…ばかみたい。













「………ん…」


「…あれ。潤、起きた??」

微笑みながら潤を眺める。


「…う-…ん…俺寝てた…?」

「寝てたよ(^∪^)」

「…ごめ。…ん―…」

潤が目をパッチリあけ、
あたしを見た。


………!!
ほんとに綺麗な顔…。


「…ゆめこお〜」

「ん??どうしたの?」

「おはようの…ちゅ-して♪」

「もう…本当甘えん坊だね」




「…ちゅッ」










優しく

優しく、

キスをした。







あたしを全部
潤に捧げてしまいたい…



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