I wanna girlfriend.

マニキュア  2007-04-28投稿
閲覧数[518] 良い投票[0] 悪い投票[0]

僕の名前は野本ひろき。今まで彼女ができた試しがない。クラスのほとんどはつきあっている連中だ。あー、僕も彼女がほしい…、いつもそのことばかり考えていた。

そんなある日、学校から帰る途中に一人の老人に声をかけられた。
「君が野本君かね?」
「はい、そうですが。」「君は彼女ができないことで悩んでるのではあるまいか?」
「はい、ですが…」
「そんなに問いただすんでない。君にとっておきのものをやろう。」
そう言って、老人は何らかの錠剤が入った瓶を野本に渡した。老人によると、これは自分が望むものを言い聞かせながら飲むと、それが現実のものになるという夢のようなものだった。しかし、中には、一錠しか入ってなかった。しかし、野本はあのことしか望んでなかった。もちろん彼女だ。早速家に帰ると、試した。
“深い関係が営める彼女がほしい”
そう心に念じながら、錠剤を口に放り込んだ。


それから間もないうちに玄関のチャイムが鳴った。
(2へ続く)



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 マニキュア 」さんの小説

もっと見る

ミステリの新着小説

もっと見る

[PR]
KARAも虜になる!
紅酢をお試しあれ


▲ページトップ