俺はこう見えてモテるほうだろう自分から告白した事が無い。だけど彼女がいない事はなかった
人を好きになったことは無い
まして、一目惚れなどありえない
男として性欲はある
女性は家事と肉体
シンプルに楽だったから付き合っていただけであって自分でも何処か感情が欠落している自分にデキソコナイだなと感じていた
れいかは相変わらず店に行くと天然前回で
アイロンでオデコ火傷したとか、パワーウィンドで腕を挟んだとか最近、車の免許を取りに教習所に行ってる、学科が全然分からないとか相変わらずだ
今、思えばすでにこの頃
彼女にハマっていたんだろう
俺は頻繁に店に行くようになった
当然、そういう店は、金がかかる
貯金を崩してまで通った
こんな話しはよく聞いていて馬鹿だなと思っていたのが恥ずかしい
そんな日が続いた時
れいかが店を移ると言ってきた
少し遠いその店にも通いづめた
キャバ嬢に熱入れるなよと思いながら、営業メールでさえ待っている自分がいた