無題

メロ  2006-02-15投稿
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さよなら。

僕は世界に別れを告げた。
アディオス!


彼と僕は同じ彼女を好きになり、すべてをかけて愛を伝えた。


僕と彼は敵になり、彼は正義の味方であった。

けれど、僕には何が正義かなんてわからなかった。
僕の最近の敵といえば、昨日、家の壁にトマトを投げてきた、隣街の男くらい…

僕は気が付けばこちら側にいた。
とても自然なことだと思っている。

物語は、僕が彼と敵であることを自覚して、初めて始まる。
だから、この物語はまだ無題。

いつ始まるのかは…………



明後日くらいかな。

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