心の奥…3

ナナ  2007-05-03投稿
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「その噂本当か俺聞いてきてやる」修一がいった。

なんでこんなやさしい修一がそばに居てくれるのに…

私は…。

涙が溢れた。


でも心は嘘つけない。


秀和の転校の話しは本当だった。

親の仕事の都合で大阪に行くらしい。

ここは福岡 遠い…。


このまま何も伝えないで終わってしまうのか??

悩みに悩んだ。

でもそれでも告白する勇気はなかった。

どこまで結果をおそれているのか、自分でも情けないそんな私…嫌い。


秀和が最後の日もただただ見ているだけで…
一日終わった。

私の恋が終わった。


心の奥にしまったまま。


それから何ヶ月たったかな?、秀和と仲が良かった大君と同じクラスになった。中3。

中2の終わりに 修一にも彼女ができ、なんか少し寂しい。
中3になってまた彼女が変わっていた

もうクラスも別だし話しもしなくなった。


ある時大君が秀和から電話があったと話てくれた。

私の好きな人が秀和とも知らずに…

「元気にしてたぁ?」

「うん元気だったよ」
そういえば、今だから言えるけど、
秀和 ナナの事好きやったんよ!と話してくれた。
マジで!!!

その時は素直に言えたんだよね。

私も大好きだったんだぁ〜って…。

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