「その噂本当か俺聞いてきてやる」修一がいった。
なんでこんなやさしい修一がそばに居てくれるのに…
私は…。
涙が溢れた。
でも心は嘘つけない。
秀和の転校の話しは本当だった。
親の仕事の都合で大阪に行くらしい。
ここは福岡 遠い…。
このまま何も伝えないで終わってしまうのか??
悩みに悩んだ。
でもそれでも告白する勇気はなかった。
どこまで結果をおそれているのか、自分でも情けないそんな私…嫌い。
秀和が最後の日もただただ見ているだけで…
一日終わった。
私の恋が終わった。
心の奥にしまったまま。
それから何ヶ月たったかな?、秀和と仲が良かった大君と同じクラスになった。中3。
中2の終わりに 修一にも彼女ができ、なんか少し寂しい。
中3になってまた彼女が変わっていた
もうクラスも別だし話しもしなくなった。
ある時大君が秀和から電話があったと話てくれた。
私の好きな人が秀和とも知らずに…
「元気にしてたぁ?」
「うん元気だったよ」
そういえば、今だから言えるけど、
秀和 ナナの事好きやったんよ!と話してくれた。
マジで!!!
その時は素直に言えたんだよね。
私も大好きだったんだぁ〜って…。