私は先輩に別れを告げてからわかったこと。
先輩は私の他にも彼女以外に会ってる女の人がいた。たくさん…私はただ秘密の恋にうかれてひとりで盛り上がってたみたぃ。「墜ちた」なんて思っていたのは私だけ。罪悪感があったのも私だけ。先輩の「好き」はその他大勢の人にも向けられてた「好き」だった。
要するに、遊ばれてた。
でも先輩への想いは間違いなく恋だったと思ってる。好きになったもんは仕方がないし(笑)
あの日々は私に人を本気で好きになることを教えてくれた。
想いを伝える大切さを教えてくれた。
涙が止まらない日があることを教えてくれた。
それでも幸せだと心から思える時間があることを教えてくれた。
いつか傷は癒えるものだと教えてくれた。
たくさんの事を教えてくれたあの恋を私は一生忘れないと思う。
私には今好きな人がいる。
その人も私を好きと言ってくれる。
お互いが大切だって気持ちを素直に伝えられる。
大切な事をたくさん教えてくれた先輩には感謝してるょ。
今思えば私は……よくわかんないけど…まだ?何も経験できてない私だけど…16歳の私なりに先輩を
「愛して」
いたんだと思う。