今まで冷たい視線でしかマックスを見ていなかった士官達は話を聞いた瞬間、一斉に目を横にそらした。ダラスも20年前に起こった事件を昨日の出来事のように思い出した。そして、次の瞬間思わず口を開いていた。 『20年前って、まさか君はラディン村の出身か?我がアルベニア国が帝国化して初めて加盟した部族だ!ラディン村がギリア族の奇襲に合った直後、君らラディン族は我が誕生したばかりの帝国を何の疑いも無く支持してくれた。』
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