ねぇ
あなたが見ているものが
私ではないなら
この手があなたに届くことはないのかな
どんなに笑いかけても
どんなに言葉を交わしても
どんなに優しくしても
どんなにオシャレをしても
どんなに手を伸ばしても
あなたに近づくことはできないのかな
同じ色の景色を見ていても
目指すものが違えばどこかですれ違い
離れていくことは分かっている
出逢えたことを
後悔することも
ただあなたへの気持ちを隠す気休めで
痛みが消えることはない
じゃあいっそのこと一番の友達になってあなたに近づこう
あなたの恋を応援して一番におめでとうを言ってあげよう
一番の相談相手になって
安らぎをあげよう
これが自分への嘘でもいい
あなたには分からない
心の痛みを隠し続けて
あなたには幸せをあげる
あなたの幸せは
私の一番の喜びであり幸せでもある
精一杯の自分への嘘
目の前であなたが笑っていれば
一番の友達でもいいと
きっと思える
いつか必ず思える