雨の中、僕は君に出逢った
まだ夜が明ける前の静かな公園
何処か不思議な雰囲気を持っていた君
ただ雨に打たれ、びしょ濡れで立っていた
僕はあまりにも綺麗な君に見惚れた
ふいに僕を見た君は
僕に微笑みかけてきた
しかし僕は君を見れない
君はあまりにも綺麗な瞳で真っ直ぐ僕を見つめる
僕は君から目を反らした
もう一度 君を見ると、そこにはもう君はいない…
あの日、君と逢ってから
僕の頭の中から君が離れない
名前も何も知らず、何故雨の中傘もささずにいたのか…
僕は君にもう一度逢いたい
けれどやはり君を見つける事は不可能だった…
確かにあの時、君に出逢ったのは夢じゃない
もう一度、君に逢えるのか逢えないのか、それは運命で
もし、君に逢えたなら君を抱き締めて離さない…
そう思うことに決めた