紫苑【六】

viola  2007-05-09投稿
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まだ夜明け前

僕は、あの公園に向かった
何故かそこに君がいる気がした


夜の公園は静かで誰もいない
僕は君を待った


だんだん眠くなってきたのか
意識が遠くなっていく…

ふと、顔を上げると目の前に君がいた


僕は君に手を差し延べ君の手を握った

君は横に首を振る

そしてもう一つの僕の手を指さした

僕の手には指輪が握られたままだった

僕は君の指にオモチャの指輪をはめた…


ふと、僕の忘れたいた記憶が蘇ってきた



君は紫苑…

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