その時
まだ夕方なのに教室が真っ暗になった
海人は焦った
『なんだ?地震か?停電か?なにが起きたんだ?!』
すると、重い声が聞こえてきた
『なら、戻ってみるか?過去へ』
海人はなにがなんだかわかんなかった『…過去?』
重い声は
『やり直したいかやり直さないか』
海人はとっさに『やり直したい!』と答えた
そして重い声は言った
『3年の始業式から3年の卒業式までだ、これが運命の境目だ。その日からやり直してこい。1年もあるんだ、変えたいならその運命変えてみせろ!』
そして真っ白になった
なにもかもが
…目覚めた、目覚まし時計が鳴っていた
?へ続く