傷つくのを恐れて
いつも目を背けてきたけれど
あなたを見たときの胸の鼓動は消せないどこかであなたの背中を探す
気持ちを押し殺して傷つかぬようこの気持ちから逃げ
あなたからの言葉を避けた
冷たくすることで解決するわけではなかった
ただそうすることで傷を増やすことはないと思っていた
一緒になりたいなんて大それた希望は捨てて
そんな選択肢を捨てることで楽になれるものだと思った
あなたを失って気付く
愛を伝えないことで私の傷は増えなかったのか
こんな終わり方を望んだわけではない
後悔ばかりが襲いかかる
ならばありのままをぶつけて終わりにしたかった
私はただの弱虫だ
自分の気持ちから逃げたことで
自分への傷を作ってしまった
この胸にあるたくさんの愛の気持ちを伝えればよかった