「もちろん♪
SSクラスの最重要機密事項よ。♪
もしも外の誰かにバラしたら…その誰かと一緒に軍法会議すっ飛ばして、即、銃殺刑ね☆」
アリアは[当然]という顔をしている。
頭から血の気が引いた。
「んなっ…なんでそんな話をしたんですか!?
しっかりバッチリ聞いちゃったじゃないですか!
俺はただの軍曹なんですよ!!」
「え〜っと…。
…ついペロッと♪」
アリアはアハハと笑いながら小首を傾げた。
その仕草は非常に可愛いのだが今の俺はそれどころではない。
「ただの軍曹の俺がなんでこんな最重要機密を…。
俺、上司の選択間違ったかな?…。」
「あっ、ひどーいっ!
上官侮辱罪よ〜!?」
「機密をペロッと喋っちゃう上官のほうが問題だと思いますけど!」
「うぐっ…。
…けどまぁ…知っちゃったからには…「やっぱやめた。バイバイ」ってわけにはいかなくなったわね♪
これからもよろしくね〜☆」
俺は激しい眩暈に襲われた。