「『好き』って何だろう。何で『好き』になるんだろう。格好いから?優しいから?金持ちだから?
あたしにはわかんなぃ。
ねぇ神様、どうしたらわかるの?」
神様は言いました。
「では、地球に行ってみなさい。貴女が調べて私に教えて下さい」
「えっ!!そんなんできません」
「私が『ここ』であなたの地球での設定をしておきます。明日からです」
私は何が何だかわからなくなりました。だってあの地球に行ける。『ここ』みたいに単色じゃない素敵な地球。
「でも・・・」
「私の言うことは絶対です」
神様の目は大きくて綺麗な緑色。『ここ』で一番素敵な人。