スモーキーピンク13

葉月  2007-05-19投稿
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「ごめんね、ゆなちゃん…色番って教えて」
「…うん、あのね」
目的はそれぞれにしろ、みんな前に進もうとしてる。それだけは確かだと、感じた。
それから、予定の時間よりも2時間遅れて、ようやく仕上がった
「お疲れー」
「お疲れ様〜」
終わったぁ気疲れ…だな
「ふぅ〜」
「Thank you」
やり終えた神谷が、笑顔でくる
「こちらこそ、ありがとうね」
「じゃ帰るわ、また明日な」
「うん、また明日ね」
「ゆなちゃんまたね〜今日は、ありがとう〜!」
「あ〜うん、ありがとうね」
それぞれ帰っていき、落ち着いた私は事務所へと戻った。
「さてさて」
報告書を書いて、帰ろうとまとめていたその時、奥の仲澤亮の部屋から、声が…聞こえる?!
まだ帰ってなかったんだ…「…新人どう?今年は、優秀なんじゃない?」
嬉しそうに、弾んだ声で仲澤に塚越敬太が、話しかける
「優秀もなにも、まだ何もやってないだろ、」
呆れたように、塚越に向かって答えた。
「優秀でしょう、特に仲澤亮びいきの彼女」
「誰だよ?」
見た目も若く好青年に見える塚越が、更にノリノリで、まるで小学生が好きな子をからかう様に、続けた



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