おやすみ

ふく  2007-05-20投稿
閲覧数[263] 良い投票[0] 悪い投票[0]

『今すごく寂しい』彼からのメールが入るほんの少し前まで同じことを考えていた
今同じ気持ちでいることが何だか幸せだった

心配でたまらなくなる
理由は聞かなくても分かる
また昔のことを考えて落ち込んだりしているんだろう

眠れないなら
あなたが眠れるまで何度でもメールを送るから
あなたを苦しめている全てのものを消し去る術は持たないけど
せめて安心して眠りにつけるまで私はそばにいるよ
顔は見れなくても
肌に触れることができなくても
気持ちはそばにいるよ

私は大丈夫
寂しくてもその原因はあなただから
こうしてあなたの役に立てれるのならば寂しさなんて忘れてしまえるから

少しは元気が出たかな
涙は乾いたかな
また新しい朝を迎えられるかな

メールの文字で伝わる
あなたの心も元気も
よかった
またいつもの冗談を言ってくれる

私なんかでよかったら毎日でも寂しい心を癒してあげるから私の元気を分けてあげるから

メールが途切れたとき
やっと安心できるんだ

眠りについたかな

せめて夢の中では笑っていて欲しい

私もこれで眠ることができるよ

おやすみ



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ふく 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
ラメライナーで激カワeye
話題の涙袋効果も


▲ページトップ