火に水をかけず
グラスの中の氷の音が聴こえるよう
雨がやんでいるうちに川に流そう
泣いた
明日のウソが怖くて
泣いた
今日のウソが怖くて今
泣いた
煙のようにいくつにも形を変えて誰にも気付かれずに埋もれてゆきたい
誰か俺を海に連れて行ってくれ
ビジネスで日が暮れるよりはずっとマシだ
迷いを乗せて明日へ向かう今日の居場所をやがて探す波の音だけ聴いている
どうだ?少しは気も晴れたか?
今日を抜け出すために明かりをつける
ウソとクソと金とメシと酒と仕事と女と友は
日常?非日常?
表現とビジネスの間で
俺には今一杯の酒が必要だ