特務戦艦ホーリー・ピーコック62

宵待夜霧  2007-05-24投稿
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「あらあら、ダメよ♪
ジョカってば、そんなに眉間に皺寄せちゃ☆
美人が台無しよ♪」

アリアはなおもジリジリと下がる。

ジョカはアリアの軽口を無視して、一歩、距離をつめ、押し殺した様な声で言った。

「艦長…!
もしかして彼に何も説明してないんですか?」

ビクッ!

アリアの肩が震える。

「えー…。
その〜…。
機会がなかったとゆ〜か〜(汗)
タイミングがなかったとゆ〜か〜(汗)


……まだ言ってません…。」

その様子に、猛烈に嫌な予感がよぎる。
聞きたくない…が、聞かない訳にもいかない。
恐る恐る声を絞り出した。

「あの…一体何の事で…?」



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