さやか  2007-05-26投稿
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僕は雨だ。だから君をずっと見ていられた。
君が泣く愛に似た日々を例え君が忘れても
僕は君を救いたかった
独り言のように零す愚痴も言葉は理解出来ないけど
何が辛かったの。何で泣くの。目の前に居るよ
ごめん。ごめん、だけど
「…洗濯物…」
乾いたベランダの雨戸を開けた。梅雨特有の空気が全身に降ってくる
けだるい調子でベランダを出て洗濯物を引っ張ると
唇に雨が落ちた
だけど、どうか一人じゃないと僕が雨が傍に居ると知って
僕は降り続ける



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