僕は雨だ。だから君をずっと見ていられた。 君が泣く愛に似た日々を例え君が忘れても 僕は君を救いたかった 独り言のように零す愚痴も言葉は理解出来ないけど 何が辛かったの。何で泣くの。目の前に居るよ ごめん。ごめん、だけど 「…洗濯物…」 乾いたベランダの雨戸を開けた。梅雨特有の空気が全身に降ってくる けだるい調子でベランダを出て洗濯物を引っ張ると 唇に雨が落ちた だけど、どうか一人じゃないと僕が雨が傍に居ると知って 僕は降り続ける
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