帰り道、酔っている俺はちゃんとまっすぐに歩けずすぐに転んだ。
すると神野は
「大丈夫?!」
ってなんか心配してくれた、
そんなうるうるした瞳で俺を見つめないでくれよ、ますます酔っちゃうだろ..??
「大丈夫だって」
俺はいつもどうりそっけなく答えて、すぐに立とうとしたけど、うまく起き上がれない
ださいなー俺..
「もう…しかたないなあー照」
神野は少し照れながら俺の手をひいて、歩き始めた。
ああ..俺はなんて幸せなんだろう
ってバカなことを考えながらいると、神野が思いもしなかった事を聞いてきた。
「あのさあー…彼女とかいるの??」
俺はビックリして神野の顔を見つめると、真っ赤な顔をしてうつむいていた
..まじ惚れる
「いないに決まってんじゃん」
「…好きな人とかは??」
「…」
正直どう答えたらいいかわかんなかった。
ここは素直に告るべきか!?
いや…まだはやいだろ…
「ねぇ?」
「い…いたりするかも」
「そっかあ…」
なんかその時、神野はうつむいてたけど、ちょっぴり悲しい顔をしていたような気がした..