DO YOU REMEMBER ME???

ナナ  2007-05-28投稿
閲覧数[115] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「そりゃぁ大変ですね…大丈夫ですかね??」

男は本気で心配しているようだった。

「ぃゃ、まぁ…大丈夫です。」

流音は困ったような笑顔で答えた。

あっ!!男はそうゆうと、自分の袖をまくり、腕時計をみた。

「もういかなきゃ!!さようなら!!」

男は後ろ向きに手を振りながら建物に走っていった。

「面白い人…てか時計、もってんじゃん。」

流音は男の後ろ姿を見つめ、笑いながら小声で言った。

「私もそろそろいこっかな。」

流音はまだ書き途中のレポートをカバンにしまい、ベンチのゴミを手でさっと払い、美砂と同じ建物にはいった。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ナナ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ