忘れられない人がいる。近くにいるはずなのに、街ですれ違うことすらないのは、もう会わなくてもいい人だってことなんだろう。 そう、あなたはもうただの過去の人。二人はそれぞれの道を歩いていて、あの4年半はお互いの人生のほんの一部。そしてそれは、これからの人生に思い出として残るか残らないか。 つまり、あなたは運命の人じゃなかった…ってこと。 きっと、あたしは忘れられない。あなたに出会った2月3日。小さな雪の降る夜だった。
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