桜は私と先生が付き合ってるのを知ってるただ一人の男。「こんな所で・・」
温室のドアを乱暴に蹴りあげて、不機嫌そうな呆れてそうな面をあげた
「イチャコラすんな!!」
桜だ
「先生、こいつ彼女居ないから僻んでるんですよ」
「おお、そか。ごめんな?」
桜は無言で先生をにらむと、すぐ私の方を見た
「今日で夏休み終わりだろ」「・・園芸部の部活はね。」
やな事言うな、思い出すじゃんか、桜
「今日で終わりだろ?」
言うな、バカ
「・・じゃあ、帰りますか」「先生!!や、やだ!」
やだって、ワガママだ。
なんか上手く言えない
「ワガママ言うなら別れようか」
「はは、やだなぁ先生」
やだなぁ
無謀な賭け。
「なかなか楽しかった。気を付けて。」
先生がすきなのに
なんだか伝わってない気がするのは
「有難うございました。」
先生がくれた期間が今日で終わりを迎えたからなのか