未来へ繋がる扉

ひかる 未来  2007-05-29投稿
閲覧数[417] 良い投票[0] 悪い投票[0]

変な夢をみた。
空がオレンジ色に染まった夕方にたった一人私だけが屋上の真ん中に立っていた。
グランドからは部活をする生徒達の声が聞こえるけど全然小さくて屋上はものすごくシーンとしていた。何もないなって思ったら目の前に少し古びた木製の扉がたっていた。扉の裏はいつもの屋上の風景ですごく不自然に扉があって、不思議と意識してないのに手が勝手にコンコンコンって三回ノックした。けど誰も出なかった。ちょっと怖かったけど、どうしても扉の中が知りたかったからドアノブに手をかけて開けようとしたんだけど・・」

ピピピッ ピピピッと目覚まし時計の音が部屋に鳴り響いた。
「・・・ぅあ〜。ぅるさいっ!」と憐(れん)は不機嫌そうに起きながら言った。目覚まし時計のアラームを止めると「変な夢だったなぁー。」
とつぶやいてカーテンを開けた。
「んー、今日は時間通り起きれた♪しかも、こんないい天気で最高!」
憐は最高な気分になっていたが、ある異変に気がつき時計に目をやった。時計の針は8時5分をさしていた。
「ぅぎゃぁぁぁ!大遅刻じゃんか!何で7時にアラームセットしたのに8時になってんの?」パニックになりながらも学校の支度をした。私の名は薗田 憐(そのだれん)。元気でドジな女子高生。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ひかる 未来 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ