『あなたのお名前は?』
彼女はニコニコしながら聞いてきた『私は遥です』
私は叫ぶように彼女に訴えた…
『私の彼は…麻薬を…常用してて、この間私の友達を…複数でレイプしたんです!!彼に麻薬をやめさせて下さい!もう私じゃ止められないんです!』
息が続かない…
彼女を見ると彼女の笑顔は消えていた…
彼女は私を見つめる…純粋な綺麗な眼で。そして…
『私達はどんな事でも叶えます。ですがそれに対しての契約があります』
どんな契約なんだろぅ…
『まず、加害者と今後一切逢う事を禁止します。次に、加害者が私達にされる事を口外しないで下さい。
最後に、この二つを破った場合、あなたにも加害者と同じように処罰を与えます』
心臓が鳴る…ドクン…ドクン…
彼に二度と逢えない?永遠に? でも…それで彼が変わるなら…
『承諾します…』彼女はニッコリ笑った…
でも…これから先に私の想像しえない事が起るなんて…考えもしなかった…