一戸建ての大きな家。
水色の屋根が特徴な白い家。
誰もが羨ましがるだろう。そこに住む、16才の少女がお話の主人公。
名前は、三上 葵。
茶色いショートカットが特徴で、人なっこいどこにでもいそうな女の子。
葵は一人暮らし。
両親は海外に住み、年に一度しか帰ってこない。
逆にその方がいいのかもしれない。
世界中親を嫌う子供は数多い。葵もその中の一人。
そして今は、朝の七時だったりする。
今日は平日。
高校はあるにも関わらず、葵はグースカ寝ている。
勿論起こす人はいない。