自分が一番信用できないと言えないあんたに替わってペンをにぎらせてもらってから何年経つ?
声も聞こえないくらい近くにいたのに
教え説いて花が咲いて独り占めしたいと毎夜嘆きわずらい・・・
ああ忘れていた
ガードレールの下の花
女にはちゃんと色があるように
職業絵描きやモノ書きは死んでくれ
お前らが忘れてしまっているところを
俺が書いてやる
人間は死ぬことすらも自分で決められるんだよ
表情に悪意もなければ
表現に暴力もない
酒もない夜に
想う女いなければ
きっと会えるよう
枯れるまでに咲く花送るから
埋もれていった人生なんてあからさまに鋭いんだ