〜コヒャン〜第二話

アールJエム  2007-06-01投稿
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その頃世間では、安重根がハルビン駅で伊藤博文を銃殺して反日民族闘争の英雄になたったのも束の間、日帝は王宮である、景福宮を完全武装した兵で包囲し、条約に反対する者は銃殺するという卑劣な手段で韓国併合条約を結ばせた。
また、当然国際条約なのだから、王の出席と王の印鑑が必要なわけだが、すべて極秘で行った。
そして、条約締結から一週間後の8月29日、この日に声明を発表した。
朝鮮民族はこの日を国恥日とし、過激な反日民族闘争を繰り広げた。
こうして朝鮮は世界地図から抹殺されてしまった。

ジンスは道を力のかぎりはしっていた。
はやく兄にあの悪夢のような声明を知らせなくては、という気持ちでいっぱいだった。 ジンナムの職場は知っている。この角を曲がれば見える。
角を曲がったが、誰もいなかった。
なぜだ?
不安が胸をよぎる。
もしかしたら入れ違いだろうか?と思い、来た道を帰った。



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