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「…なんだよ…コレ……」
この世界は今終わろうとしているのか―。それすら彼らにはわからない。知る術がない。それでも、光のたつもとを…希望を…未来をてにするため、集結した―。
時は創記105年。
世界は見渡すかぎり赤い海。赤い空。赤い、赤い、
赤い世界―\r
誰のセイデこうなった……?
こんなはずじゃなかった…ちがったんだ…
みんなの望んだ明日は…
こんなのじゃ…なかった―\r
俺達は何をした?
俺達は何をしなかった?
俺達は何がしたかった?
俺達は…何をできなかったんだ――??
「 」
「 」
……――
‐―‐―‐―‐―‐―‐―\r
時を遡る、世界が赤色をマダ知らなかった頃――。
麻川祐希(アサガワユウキ)
これが俺の名前。普通に高校生活送って"た"16さぃ。
――‐‐
紫穂「祐希ーー!おっはよー!」
祐希「朝っぱらからデカイ声だしやがってι」
晴快の空の下にいつもの声が響いた。
紫穂「いぃじゃなぃ!挨拶ははっきりとっっ」
祐希「…」
今は朝の登校中、
こいつは紺野紫穂(コンノシホ)…まぁダチ。…