ポセイドンの力

やんぬ  2007-06-02投稿
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気がつけば暗い学校の中の保健室で寝ていた
ベッドが三台もありどれもカーテンがしまっている、気持ち悪さを覚えつつも目の前に人が現れた
その人は人と呼ぶにはふさわしくなく頭が宙に浮いた
当たり前のように俺は驚き逃げようとした時だった
その人らしいソレは俺と同じ行動をした
ソレはただ鏡にうつった自分だった
保健室からでるとなにも明かりがない
この学校は昔行っていた高校だった
だいたいだが学校の地図は頭に入っている
玄関は保健室のそばだからすぐにそこからでようとした
しかし多目的実習室と書いてある
辺りを見回しても玄関らしいものはない
そして水の音がした
下を見たら床が水浸しになってる
どうやらトイレから流れてくるようだ
トイレの便器から噴水のようにでてくる
やがて噴水の高さは天井にとどいた
いつのまにか膝の下まで水に浸かっている
もはや猶予がなくなり
トイレの窓にパンチして逃げようとしたがやはり割れない
もう背中の半分までみずにつかっている
そのときトイレの外に光が見えた
カーテンが開いていたせいか朝日が眩しく俺の顔を照らす
すべてが夢であったとホッと一息する
シーツが黄金色に輝いていたのは言うまでもない

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