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遥奈  2006-02-25投稿
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祐希「最近になってやけに避難訓練とかいってやってたアレか…(また訓練じゃねぇだろぅなぁι)」

《《ヴゥゥゥ━━━━》》
再びサイレンが鳴る。
祐希「ったくうるせぇな!!」

紫穂は屋上のフェンスに駆け寄り辺りの様子をみる。
紫穂「このサイレン、街中から……?だとしたら軍の…?」
祐希「軍?」


“バタバタバタ!!!”
「キャーッ」
「!」

数機のヘリが陣営を組み、慌ただしい様子で頭上を越える。ただ事ではないと祐希は判断した。

祐希「…っ紫穂!行くぞ!」

紫穂「?えっ!うっうんっ…!ぅわぁっっ!!」

「っ!!?」


“ゴオオォォォ━━━━━━━━!!!!!!”

地鳴りの音とともにすごい衝撃派が押し寄せてきた。

祐希「っ…てぇ〜…大丈夫か?」
紫穂「…平気……」
祐希「…(ケガはねぇ…ケド…)マズイな、」

祐希は紫穂を連れ、ドアノブに手を掛けた。

“ガジャ…ギッギシギシ…”


祐希「!は?」
紫穂「…まさか」

ドアが開かない。先刻の衝撃派でドアに歪みがでたらしかった。
祐希「ったく、普通の地震じゃねぇし、戦争でもやってんのかよ!?ざけんな!!」



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